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Natsuko Hosokawa  

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Performing career


CD-ジャーナル誌 推薦盤
「作品をアーティスティックに昇華させる演奏」
音楽評論家:石原立教著
 
アルバム:アルベニス/入り江のざわめき  CDジャーナル2017年1月号
観光土産よろしく、いかにものスペイン情緒をわかりやすく売り物にする演奏も、アリかもしれぬが、それはともすると安手に感じられる。
そうではなくて細川夏子は、余分なスペインふうの身振りを削ぎ落とし、
もっと硬質の情緒と凛とした風情で作品をアーティスティックに昇華させる。それは彼女がフランスで学んだことと、無関係ではあるまい。なぜなら、彼女のアルベニスとグラナドスの演奏にはあきらかに、フランスの印象派との関係が聴き取れるからである。こうした傾向の演奏は、これまであまりなかったのでは。



オーディオ・ビジュアル
評論家・麻倉怜士著 2020年8月
 
スペイン音楽のスペシャリスト、細川夏子の「アルベニス:入り江のざわめき~スペイン・ピアノ名曲集~」
(flac 192kHz/24bit、flac 96kHz/24bit、WAV 192kHz/24bit、WAV 96kHz/24bit、2016年リリース)。
豊かな色彩感、煌めきの粒子感、ロッシーな輝き……会場に拡がる響き成分にスペイン音楽を象徴する多くの記号が聴ける。まさにスペシャリストならではの妖艶で華麗な音色を満喫できる好アルバム。



Web CDジャーナル誌  試聴記より
「エコール・ノルマルを首席で卒業し、スペイン音楽に傾倒している細川の真骨頂。今や珍しいレパートリーではなくなったアルベニス、グラナドスだが、これほど自分の音楽・言葉として表現できる人は少ない。
“名曲集”というダイジェストとしてではなく、“~全集”として、まとめて聴きたい」 



彼女は、新しいタイプの スペイン音楽のスペシャリストであり、その演奏解釈の方法論に広く注目されてしかるべき人材であろう 
音楽評論家 柴田龍一 
(株式会社マイスターミュージック アルバム”浜辺のざわめき/アルベニス"ライナーノートより)



細川夏子氏は、幅広いレパートリーをもちながらも、スペイン音楽に特に高い関心を寄せているピアニストと考えてよいだろう。
パリ、エコール・ノルマル音楽院でフランス・クリダ氏に師事し、同音楽院の演奏家コースを首席卒業した彼女は、輝かしい国際コンクール歴も有しており、ヨーロッパでも多くのステージをこなしてきた様子であるが、
アルベニスとグラナドスの作品を収録したこのアルバムに接すると、彼女のスペイン音楽に対する情熱が特別なものであることが直ちに理解されよう。ここに示された彼女のアプローチは、スペイン音楽特有の濃厚な民族性や土俗性を、ストレートに抽出しようとする性格のものではなく、むしろそこに秘められた総合的な要素に目を向け、独自のスペイン音楽像を再構築しようとする姿勢が顕著に打ち出された内容であると考えることができる。
より具体的に述べるならば、細川氏は、アルベニスやグラナドスの音楽に内在するフランス近代音楽の強い影響などにも鋭い視点を注ぎ、作品を構成するさまざまな特性を深く洞察し、分析的な発想でその意味を追及することによって、非常に広角的な見地から高度に不遍的な作品のイデアを抽出することに成功を収めているのである。
筆者がここで特に強く実感させられたことは、スペインの民族音楽がフランス近代音楽と溶け合いながら、アルベニスやグラナドスの手で、よりインターナショナルな音楽に変貌を遂げていくプロセスが、細川氏の演奏の中に、明確に写し出されているのである。
彼女は、新しいタイプの スペイン音楽のスペシャリストであり、その演奏解釈の方法論に広く注目されてしかるべき人材であろう。


アルバム  ファリャ作曲バレエ音楽「恋は魔術師」(El Amor Brujo)
CD・DVDジャーナル誌11月号
グラナドスとファリャの名品を揃えたプログラムによるCD.
細川の演奏にはスペインの乾いた空気や眩い日差しが伝わるような感覚がある。
硬めのタッチと無駄のないペダリングによって造形はクッキリ。しかし、情熱やメランコリーの情趣は十全に伝わる。
曲の真髄に迫る演奏は心憎いばかりだ。



タワーレコードマガジン ”INTOXIC”10月号 レビュー(渋谷店推薦:佐々木奈々著)
日本スペイン交流400周年を記念して行われた今年2月のコンサートから、グラナドス&ファリャの「踊り」がテーマに
なっている楽曲を中心に収録。まずライブの臨場感が伝わる録音になっているのが素晴らしい。
この熱量がスペイン音楽にマッチしていてワクワクしてきます!強弱やペダリング等、楽譜を十二分に読み込んだ様子が伺え、
香り立つような音色が何とも言い難い雰囲気を作り出しています。また、意外と録音に恵まれていない、「ファリャ:アンダルシア幻想曲」「グラナドス:演奏会用アレグロ」が入っている点もポイントが高いです.



コンサート評(ピアニスト・武蔵野音楽大学元教授・評論家石川哲郎)
ピアノ専門誌 音楽の友社「ムジカノーヴァ」より

国立音大さらにパリ・エコール・ノルマル音楽院演奏家クラス出身の女史のプログラムは以下のとおりである。
モーツァルト(ソナタ ニ長調)K311 シューベルト=リストの「セレナーデ」をはさんて、リスト「コンソレーション第3番」と「ポロネーズ第2番」 。休憩後にサティ「グノシェンヌ第1.2.3番」ファリャ「アンダルシア幻想曲」、アルベニスの組曲「スペイン」から「マラゲーニャ」、そしてグラナドス「 スペイン舞曲」から「アンダルーサ」と「演奏会アレグロ」女史特有の音楽世界のすばらしさを、特にリスト以降のプログラムに堪能することが出来た。
一般的にいって、演奏において奏者の「自己表現が達成される瞬間」とは、 他者の作品があたかも自作のように感じられるときと言えるように思うが、この日の女史の演奏にあっては、さらに高い境地での「自己表現」が達成されていたよう に感じた。
それは、なによりも優先して作品のすべ全ての構成要素(たとえば、作品の様式、リズム、ハーモニー、音色、音量のバランス、さらに作品の 精神的背景などなど)を徹底的にアナリーゼして掌中のものとしたうえで、あらためてそれらをはっきりとした 音楽的自意識のもとに再構築し、「時間のカンヴァス」に峻厳に描ききっていたように感じられたからである。
そこには作品としてあるべき「純粋」なひびき世界と、 まさにそれを「創造した」(自己が溶解しない形で自己表現を達成した)一人のピアニストを見る思いであった。
リストの「ポロネーズ」はテンポ、 あるいは様式からして、堂々たる精神の真のポロネーズというべき表現であるし一連のスペインの音楽では、ただ音楽的、あるいはリズム的完全さの表現に止まらず、 背後に流れる熱くそして憂愁をたたえる
「あの気分」の表出に、かの国の文化的、歴史的伝統まで眼前にみせられているような 錯覚におちいった。
Tower Record Event  Album"El Amor Brujo" Album Albeniz/Rumores de la caleta  https://tower.jp/artist/2320909/%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E5%A4%8F%E5%AD%90

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Natsuko Hosokawa   (Pianist)
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